ナイフメーカー・奈良定守・作　ハゼ用ナイフ

世にも珍しいハゼをさばくのに特化したナイフ

小型魚をさばくのに最適な形状のナイフで、とくにハゼの処理に最適です。

ハゼをさばくのに特化した刃物はいままで存在しておらず、多くの人が小出刃やアジサキなどの小型の包丁を使ってきました。

もちろんそれでも問題はないわけですが、ハゼは数釣りを楽しませてくれるターゲットですから、なるべく時間をかけず効率よくさばいて美味しく食べてあげたい。頭を落とす、開く、三枚におろすなど、小さなハゼをスムーズにさばいていくにはどんな形状のナイフがいいのか。

幼少期から江戸前のハゼ釣りに親しみ、東京はぜ釣り研究会会長を務めるつり人社会長・鈴木康友が、ナイフメーカー・奈良定守氏と試作を重ねてこの形にたどり着きました。

このハゼ用ナイフは、三枚におろす際など寝かせて切りやすくするために、全体を薄く作ってあります。一般的に小さな魚をさばく包丁の刃の厚みは、小出刃などでも背の部分で６㎜ほどありますが、このナイフはわずか３・０㎜です。刃の面は身離れをよくするためにフラットな仕上げになりました。

刃物の命である中心の鋼は高級包丁に使われるＡＵＳ８Ａ。研ぎやすく錆にも強い鋼材です。周りは４１０ステンレスとニッケルが美しい模様を描き出すダマスカスタイプです。目でも楽しませてくれる一品です。

 ※品切れの場合は受注生産となります。納品まで最長６ヶ月ほどかかりますのでご了承ください。

全長：191㎜

刃長：85㎜

刃厚：3.0㎜

鋼材：AUS8　積層鋼

フィッティング：SUS

フラットグラインド