一生幸せになれる料理147　お魚イラストレシピ大百科

アジやマダイ、タチウオ、カワハギなど人気の19魚種でつくる、怒涛の147レシピ！

ゆかいなイラストと写真で繰り広げられる、まったく新しいスタイルのお料理本です！
さばき方から盛りつけのコツ、さらに釣り人だけが知っている美味しい料理まで、盛りだくさん！
トラギスなどの釣り人にはお馴染みのゲストフィッシュも登場します。

著者は大垣友紀惠さん。12歳のときにANA「マリンジャンボ」をデザインした天才少女です。
現在は、デザイナーとして第一線で活躍。釣魚料理を愛する彼女が、閃きと情熱で描き上げた一冊です。

 ようこそ、魚料理のワンダーランドへ！

ここは、「たのしい」「うれしい」「おいしい」が詰まった
新しい世界への入り口です！

さて、突然ですが、
マダイの色は、何色でしょうか？

ピンク。

正解です。

でも、それだけではありません。
もう1 色、コバルトブルー。
釣れたてのマダイの体には、まるで宝石のサファイアを散りばめたかのような
ブルーの斑紋が、キラキラと輝いています！

タチウオは、どうして、タチウオといわれるでしょうか？

「太刀（タチ）」のような、細長い形をしているから。

正解です。

でも、それだけではありません。
日本刀が、ギランと、するどく輝くように、釣れたてのタチウオは、ギランギラン。
まぶしいほどの、金属のような光沢です。

アルミホイルも負けてしまうくらい、自分が映るくらい。

ただ、このマダイのブルーや、タチウオの鏡面光沢は、
時間とともに消えてしまいます。
同時に、目に見えないおいしさも、消えていきます。

これらが消えてしまう前に、
自分で魚を、まるで魔法のように、おいしく料理できるようになると、
そこには、幸せな世界が広がっています。


「魚って、こんなに、おいしいの！？」

新鮮な魚を使って料理をすると、何度もおどろいてしまいます。

ステーキも大好きですが、それ以上に、刺身、寿司、フライ・・・
魚を食べることが楽しみに、大好きになります。
魚を釣るところから、はまってしまう人も、たくさん。
新鮮な魚には、臭みなどは無く、むしろ良い香りがするようにさえ感じるのです。

知らなかった新しい世界が、たのしい。
魚がさばけるようになると、うれしい。
そして、自分の魚料理が、おいしい。

本書は、魚をまるごと１匹の姿から、さばいて、料理をするところまで、
そして、和風、洋風、さまざまなバリエーションが作れるように、
わかりやすく、ゆかいなイラストで描きました。

料理の写真は、釣ってきた魚をその日にさばき、
食べる直前に撮影した、まさに、おいしさのリアルです。

一生幸せになれる料理147、
ぜひ、楽しんでいただければ幸いです。

そして。
ここには「いとしい」も、詰まっています。
美しい海。愛しい魚。環境に感謝し、大切にしたいと考えています。
釣った魚は、あますところなく、いただきます。
愛するものたちが、ずっとずっと、つづきますように。　

大垣友紀惠

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